・数年前、鹿島神宮に初めて行った時に
おみくじをひいた。
凶だった。
そこに書かれていた言葉は「負けるが勝ち」であった。
それから数年がたった。
今思い出してみると、この世の勝ち負け、出世できないことへの
いきどおりなどを感じた数年だった。
つまり、私は、天から、勝ち負けや出世にとらわらない価値
を見出していく神の導きだったのではないかと感じている。
負けている自分に価値を見出す。
これが、わたしに与えられた人生の課題であり使命のひとつなのだと
理解した。
こうした自分の願いをかなえることができずに、
無念な気持ちでこの世を去ったものは多いだろう。
キリストは言われた。狭い門から入れと
大きな門から入る人がが多いが、救いの門は狭いと
その狭い門とは、負けて生きることにさえ価値を見出す生き方だ。
この世的な価値観では、お金持ち、成功者、権力、出世、名声といった
ものが、価値あるものとして常識になっている。
そこを目指す生き方は大きな門であり、多くの人がそこを通る。
しかし、神様は、その常識を超えろと私に促しているのだと思う。
あー、神様、私をあいしてくださり感謝します。