生活に笑いを 

コロナウイルスの感染拡大が続いている。 自粛モードが続く中 戦時中の人の心境を考えるようになってきた。 戦争を体験していない世代の私だが、 きっと、その時代の世の中は国民全体が一致団結するようにしむけられて いたんだろうと推察してしまう。 空襲の中、防空壕に逃げたり、 竹槍訓練をしてみたり 皆、今、できることをやってたんだと思う。 竹槍訓練なんかは、今から考えると 笑ってしまうことではあるが、 正確な情報のない戦時下では、そのとき、そうすることが 最善と思われていたのかもしれない。 皆、精神的にも楽しくなく苦しい時代だったろうなと思う。 少しでも、国の方針と違うことを言ったり行うと 非国民と言われてしまう。 嫌なことを嫌と言えない。何か違うと思うことも簡単に口にできない不自由さ 何が真実かわからないまま、世の中の流れに流されてしまう。 そんな戦時下に比べれば発言は自由であるし、戦争よりは 今は、ぜんぜんましな状況だと思う。 見えない敵、ウイルスとの戦いは始まったばかりである。 こんなときこそ、笑うことの大切さをあらためて実感している。 さまざまな娯楽が休業し、楽しみの場が奪われている現実。 自分なり笑う時間を作ることが人間らしく生きていくために 必要ではなかろうか? 笑いは、楽しさと免疫力アップを同時に満たしてくれる。 こんなときであるからこそ、今の自分を、まれなことを 経験している自分を面白がってみようかと思う。 世の中に流されるだけの自分を面白く、楽しく過ごして みようかと思う。 これも、ひとつの挑戦だ あー、神様、この現実を賛美し感謝します。