馬小屋で生まれた人

キリストは馬小屋で生まれた。 つまり貧しかった。 聖書の中で、貧しい人、小さき名もなき人は 必ずしも、かわいそうな人ではない。 価値ある存在としてひかり輝いている。 キリストが生まれた時に、一番、最初に、神様 から知らせを受けるのは、名もなき貧しき羊飼い。 聖書の中で、神様に近い存在は、決してお金持ちや 社会的地位のある存在ではない。 これは、この世とあの世の一つの真理。 神様に愛されることと、この世の社会的成功は、比例しない。 もし、比例するなら、裕福なアメリカ人は、神から愛されており アフリカの貧しき子供たちは、神様から遠い存在となる。 しかし、実際は、貧しき世界の子供たちの方が輝いた目を していることも多々あるように感じる。 貧しきことは、決して恥ずべきことではない。 キリストも貧しい生まれだ。 しかし、世界でもっとも影響力のある存在でもある。 いろんな宗教家がキリストについて上から目線で批評しているが 100年、1000年単位で考えると、上から目線で キリストを批評している宗教家が世界に影響を与えている可能性 はきわめて低い。多くは、100年もすれば、忘れ去られるだろう。 あえて、この世で貧しき小さな存在として、生まれ、 小さき者とされる人々の為に生きた生涯。 いつも上を目指し、成功、金、社会的名声に目を奪われる 私に本当の幸せとは何かを問いかけてくれる。 あー、神様、本当の神様のすばらしさ や愛を教えてくれて感謝します。