小さい頃から自分が求めていたこと

さいころから自分が求めていたことはなんだろう?

カトリックの家系に生まれたので、教会で洗礼を受けて教会に通っていた。

一時は、神父を目指すがごとく熱心に通い、家でもお祈りして信仰の道を願った。

しかし、理想とは違い、実際には、心が不安定になることが多くあった。

その中で、どうすれば、心が幸せになり天国にいけるか?ということに

強い関心を持ち、心理学的な本などをよく読んだ。

 キリスト教の聖人が殉教や奇跡を起こした本を読んで、感動し、自分も聖人みたいになりたいと願ったこともある。

一方で、恋愛したい、人より優れていたい、人から尊敬されたい、という俗物的欲求も強かった。

高い精神性を求める一方で、現実的な欲望も強くあり、心は葛藤しイライラしてしまった。

宗教的な教えを重視したがために、徐々に、現実社会では疎い存在にもなってしまった。

自分が、理想とする立派な自分からほど遠い状態となり、激しい自己嫌悪も生まれた。

表情からも笑顔が消え、一人、孤独を味わう経験もした。

だれも、助けてはくれなかった。ただ孤独で時間が過ぎるのを待って耐えて学校を卒業した。

私は、生まれ持って、精神的な美や幸せを追求し人の役に立ちたいという願いと物質的にも幸せにいきたい

という願いを同時にもっているのだ。

だから、ただお金儲けをしても本当は幸せになれないし、精神的なものだけでも十分ではない。

本当に欲深いのかもしれないが、精神的幸せと経済的豊かさを両立が私のテーマであり使命であると
思う。

この両者がうまくバランスがとれていなければ、私は死ぬ時に後悔するような気がする。

あー、神様、欲深い私を祝福してください。

あー、神様、賛美します。