親の愛

朝、起きると、昔のことをふと思い出していた。 青春時代に私が悩んでいた時に、母親が、どれほど自分を心配 してくれていただろうか? 私は、対人関係に悩んでいたが、すぐ身近に、これほどまでに 大いなる愛で愛してくれた存在があったことを思い出した。 悩んでいる時は気づかなかったが、何十年も立って、そう思うように なった。「親の思い、子知らず」 ひょっとすると神様も私たちを、同じように愛しているのかもしれない。 ただ、それに気づかずにいるのかもしれない。 聖書には、神は人間をこの上なく愛していると書いている。 しかし、実際に神様の声が聞こえるわけでもない。 お願いすれば、自分に都合の良い奇跡が起きるわけでもない。 沈黙しているように感じる。 愛は、目には見えない。科学的に存在を証明することもできない。 にもかかわらず、「愛されている」という真実。 母は、私を産んでくれた。そして私を愛した。 神は人間を創造した。そして人間を愛した。 私も親になり、子供を無条件に愛した。 聖書的には人間は、「神の似姿」だという。言い換えれば、神の子供ということだ。神とは、魂の親なのだ。 母親の気持を全く想像できなかった自分を悲しく思い後悔する。 魂の親の思いを知らずに後悔しないようにしたい。 あー神さま、あなたの偉大なる愛に感謝しいます。